住宅購入するうえで大切な相見積もりとは?

公開日:2023/12/15  最終更新日:2024/01/05

工事

住宅購入の際は相見積もりをした方がいいと言われています。相見積もりは複数の会社から見積もりをとることです。適正な価格で自分に合った家を購入するためには複数の会社から見積もりをとり比較するのが重要です。住宅購入は大きなライフイベントのため後悔のないように選択しましょう。今回は相見積もりについて説明します。

相見積もりとは?

住宅を購入する際は、複数の見積もりをとった方がよいと言われています。ハウスメーカーや工務店や設計業務所などの、いくつかの施工会社に見積もりをとるのが相見積もりです。価格が適正であるのか、自分の希望する条件で家が建てられるのかなどを確認ができます。

家を建てる土地によって建築の条件があったり、施工の際に追加で工事が必要になったりして費用がかさむ場合もあります。複数の業者から見積もりをとることで多くの情報を得ることができ、家づくりを成功に導けるでしょう。

相見積もりをとる際は間取りや、取り入れたい設備など、希望条件を合わせて見積りをとりましょう。条件がそろっていないと比較が難しくなり判断に迷ってしまう原因になります。相見積もりは2、3社からとるとよいです。

見積もりをとるのは時間と手間がかかりますが、重要な情報を得られて値引き交渉の材料になる場合もあるので、相見積もりをとりましょう。

相見積もりをするメリット

それぞれの会社の特徴を知れる

展示場やイベントに足を運んで施工をしたい会社が決まっている場合でも、複数の会社で見積をとった方がよいでしょう。住宅の施工会社はそれぞれ得意とする間取りや素材がさまざまだからです。

複数の会社で見積をとることで、同じような間取りでもそれぞれの会社の特徴を知れるのでよいでしょう。比較をしてよりよい施工会社を見つけられる場合があります。

相場がわかる

家づくりの相場がよくわからなくて、不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

見積もりを複数とれば、自分の建てたい家の相場がどれくらいかわかるのがメリットです。1社からしか見積もりをもらわなかった場合、高すぎる金額であるのか安い見積もりであるのか判断がつかない場合があります。相場がわからない場合は相見積もりをとるのがおすすめです。

追加料金の発生を防げる

住宅の施工会社によって、住宅の設備や、外装、内装の素材、耐震性能などの標準仕様の内容は異なります。取り入れたい設備や使用したい素材がある場合はそれが標準仕様であるのか、確認しましょう。標準仕様なのかオプションになるのかによって、住宅の購入金額に大きな差がでる場合もあります。

予算の交渉に役立つ場合がある

相見積もりをして、プランを気に入って依頼をしたい会社があるけれど、別の会社の価格が安くプランを優先させるべきか、価格を優先させるべきか悩む場合もあるでしょう。

その場合は別の会社に相見積もりを依頼して金額差があったことを伝えると値引き交渉がしやすくなる場合があるのがメリットです。もし値引きをしてもらえた場合は、新たな見積書に値引き額が記載されているか確認しましょう。

相見積もりをするデメリットやポイントとは

相見積もりをするデメリットやポイントはあるのでしょうか。紹介していきます。

時間がかかる

住宅の見積は希望プランのヒアリングなど、細かな情報収集をしたのちに作成されます。1度の話し合いで希望通りのプランや見積もりをもらえる場合は少なく、休日などに予定を空けて、話し合いをする必要があります。プラン変更などがあった場合はまた後日に見積もりを受け取ります。

2、3社から見積もりをもらうとなると時間がかかったり、話し合いのための予定を調整したりするのが大変であることがデメリットです。

断るのが難しい場合がある

相見積もりをとり、施工したい会社が決まった場合は、依頼しない業者へは早めに連絡を入れましょう。親身になって相談にのってもらったので断りづらかったり、断りを入れても再度力を入れた営業をしたりする担当者もいます。悩んでしまう場合もありますが、早めに断るのがマナーです。

見積に不明点がないか確認する

相見積もりをとって、見積もりを確認する場合には、見積もりの総額だけでなく明細もしっかりと目を通しましょう。記載されていない工事費がないか、諸経費や火災保険費、申請費なども記載されているかチェックしましょう。

敷地調査をする

地盤や法規制、周囲の環境を調査せずにプランを立てると、いざ工事をしようと思っても希望のプランで工事ができない場合もあります。無料の敷地調査などを利用して、敷地に合ったプランで見積もりを出してもらいましょう。

まとめ

今回は住宅を購入するうえで大切な相見積もりについて説明をしました。複数の業者から見積もりをとることを相見積もりと言います。住宅を購入するためには2、3社から相見積もりをとるとよいです。

相見積もりをとると相場がわかったり、それぞれの会社の特徴を知れたり、追加料金の発生を防げるなどのメリットがありました。時間がかかったり、断りを入れるのが大変な場合もありますが、後悔のない家づくりをするために見積もりを比較をして、自分の予算や理想に合った安心できる業者を見つけるとよいでしょう。

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