カタログや資料を見比べたい!一括資料請求の方法とは
住宅の購入を検討するときには「効率的に情報を集めたい!」と希望する方も多いことでしょう。そのような方が検討することといえば、カタログや資料の一括資料請求ですが、この方法にはデメリットも存在しています。そのようなこともわかったうえで、適切に情報の収集をしていくために、今回はこの一括資料請求についてのお話をします。
効率よく住宅メーカーを探すならカタログ・資料の一括請求?
カタログや資料の一括請求には、さまざまなメリットが存在します。まず、手間をかけずにさまざまな住宅メーカーの資料を手に入れられることには、魅力を感じる方も多いことでしょう。
資料は各住宅メーカーの公式ホームページから手に入れることもできますが、ひとつずつ必要事項を入力していくことは面倒に感じられることもあるはずです。一括請求をすれば入力は一度で済むため、大変効率よく、比較材料を増やせます。
もちろん、料金などがかかることはありません。価格差なども分かるようになるので、後悔のない家づくりにつながることも予想されるでしょう。
自分や家族にとって、ベストな住宅メーカーを見つけられる可能性も高めることができますね。ただし、この方法にはデメリットも存在しているので、それを知らずに実行してしまうことはおすすめできかねます。
知られざる一括資料請求のデメリット
それでは、具体的にどのようなことがデメリットとなるのかについてみていきましょう。何よりも大きな問題になる可能性があるのは、営業電話がかかってくる、ということです。
住宅メーカーは契約をとりたいわけなので当たり前といえば当たり前なのですが、何社分も電話がかかってきてしまえば面倒に感じることもあるでしょう。対応に時間がとられてしまう、ということも考えられます。
しっかりと営業をかけてくる会社の勢いにのせられ、冷静な判断ができなくなる、という可能性もありますね。中にはこのようなことを懸念して「一括資料請求に踏み切れない!」という方もいるのではないでしょうか。
また、大手の住宅メーカーが中心となっていることについても、忘れてはいけないでしょう。サービスをよく検討しておかなければ、ローコスト住宅の資料については集まりにくくなってしまいます。「できるだけコスパにもこだわりたい!」と考えている方には、一概におすすめとはいえないかもしれませんね。
もちろん、提携している住宅メーカーの数にも違いがあるので、そのような点についてもしっかりと調べたうえでサービスを選ぶ必要があるでしょう。さらに、プレゼントがついたり、カタログ以外の資料がもらえたり、といったサービスも中には存在しています。す
べて同じというわけではないため、このようなポイントについてわかったうえで、どこで請求をすべきか選択しなければならないことは、新たなデメリットとなるのではないでしょうか。
簡単にできる営業電話防止策とは
多くのデメリットの中でもとくに一括請求を躊躇してしまうポイントになり得るのは、やはり電話での営業が行われるかもしれない、ということでしょう。中には「それさえなければすぐにでも実践したい!」と考えている方もいるかもしれませんね。
そのような方のために、最後に営業電話の防止策についてもお話ししておきましょう。何もせずに一括資料請求をしてしまうと電話がかかってくる可能性は高いですが、実は簡単にその可能性は減らせます。
資料請求に際しては、情報の入力が求められます。その中には、自由記入欄が設けられているはずです。詳しい内容が決まっているのであればそれとともに、電話連絡は控えてほしいという旨を記入して、送信しましょう。文面は「連絡はメールでお願いします」「日中は電話に出られないことが多いので、メールでの連絡が希望です」などで構いません。
ハウスメーカーも相手あってのサービスのため、誠実な対応をしてくれるところであれば、きちんと希望に寄り添ってくれることでしょう。この対応を検討の要素にするというのも、有効な方法といえるかもしれませんね。
そして、初回のメールがきたら、必ず一度は返信をしておくようにします。これを忘れていると、メールが届いたか確認のために電話がかかってくることが考えられるためです。
文面は資料や連絡に対するお礼と自分の名前、資料をみて検討すること、そして何かあればこちらから連絡することを伝える内容になっていれば、まず問題ないでしょう。各社同じ内容でよいので、一度作った返信文をすぐに貼り付けられるようにしておくと、より効率的にもなりますね。
まとめ
一括資料請求をすることには、記事で解説したようにデメリットも存在しています。この方法をとるときは、必ずそれらも理解したうえで実施をするようにしてください。住宅の購入に関して疑問や悩みがあるときには、住まいの相談窓口を利用するというのも有効な方法のひとつです。自分に合ったサービスを選べば情報収集の手間も大幅に減らすことに期待ができるので、ぜひこちらの選択肢についても積極的に検討してみてくださいね。