鳥取で住宅購入するなら知っておきたい!住宅ローンの種類と借入額の決め方
住宅の購入に際して、住宅ローンを組むことを考えている方は多いことでしょう。しかし「住宅ローンに関する詳しい知識がある!」という方は少ないことが予想されます。今回は鳥取県で住宅を購入する方のために、住宅ローンの種類と借入額の決め方について解説をします。「これから勉強する!」という方はぜひ参考にもしてみてくださいね。
住宅ローンの借入先の種類
まずは、住宅ローンの借入先に注目して、どのような種類のものがあるのかみていきましょう。
1つ目に取り上げるのは民間融資です。民間ローンといわれることもあります。民間融資はその名のとおり、銀行などさまざまな民間の金融機関が取り扱います。イメージも一番しやすい住宅ローンなのではないでしょうか。
金融機関は各自でオリジナルの住宅ローンを用意しているため、金利のタイプが多かったり、サービスが幅広かったりする点が特徴であるといえます。借入れの際には審査を受ける必要があり、結果によっては断られてしまうケースもあることは、しっかりと意識をしておきましょう。
2つ目に取り上げるのはフラット35です。このところその名前を聞く機会も増え、注目しているという方も多いのではないでしょうか。フラット35は民間の金融機関が貸し出すものですが、住宅金融支援機構がそれを通して貸し出しているという点が特徴です。
扱われる金利タイプは全期間固定金利のみとなっています。保証会社を利用しないという点についても、覚えておくとよいでしょう。
3つ目に取り上げるのは公的融資です。こちらには、企業の福利厚生のひとつである財形融資や、都道府県や市区町村による自治体融資があります。勤務先や住んでいる場所によっては制度や実施がないということもあるので、まずはこちらについてしっかりと確認しておくのもいいかもしれませんね。
鳥取県の主要地銀の金利を知っておこう
鳥取県にはたくさんの金融機関が存在しています。ここではその中でも鳥取銀行を取り上げ、その金利について確かめておくことにしましょう。
鳥取銀行の本店は、鳥取市にあります。その住宅ローンのシェアは、鳥取県内ではナンバーワンだということです。住宅ローンのラインナップはさまざまに存在し、フラット35の取り扱いもしています。
具体的な金利は、独自の住宅ローンであるベストホームローンの変動金利タイプで0.850%、10年固定タイプで0.800%です。このベストホームローンは住宅の購入費用のみならず、インテリア費用やエクステリア費用まで借りることができる点が、大きな特徴となっています。
フラット35の場合金利は1.530%で、フラット35Sの場合金利は1.280%となっています。審査の結果によっては最優遇金利が適用されないことや、希望額全額が認められないこともある点については注意をしつつ、参考にしてみてください。
基準などもあるため、最新の金利とともに、公式ホームページで確認をしておくようにすれば安心もできることでしょう。
借入期間・借入額の決め方
「住宅ローンの種類についてはわかったけれど、実際に借りるときにはどれくらい借りたらいいものなの?」などという疑問をもっている方も多いかもしれません。最後に、そのような方のために、住宅ローンの借入期間と借入額の決め方についても確認しましょう。
まずは、借入期間からです。借入期間については、最長の35年を選ぶ方が多いとされています。ただし、年齢によっては35年で組むことができない、ということもあります。
収入をもらっている会社員であれば定年後に収入が下がることも考え、60歳や65歳までの返済を目途に期間を設定するとよいでしょう。中には退職金を当てにする人もいますが、老後の資金が問題になることもあるため、将来についてはしっかりと検討した上で決定する必要があるといえます。
次に、借入額についてです。分譲マンションの場合はとくにポイントはありませんが、戸建ての場合は注意が必要とされています。土地や建物、設備などにより、費用が膨らむケースが多いためです。とくに注文住宅の場合はこのようなことも起りやすいので、予算に上乗せして500万円ほど考えておくようにするとよいでしょう。
中古住宅である場合にも、リフォームや耐震補強などで、想定よりも多くの費用が必要になることがあります。後になってから困るようなことになってしまってはいけませんから、こちらも余裕をもった借入額を設定しておくようにしましょう。
住宅ローンについてはしっかりと相談に乗ってくれるサービスも多いですから、ぜひ自分に合ったところを選んで、疑問の解消を図ってみてくださいね。
まとめ
住宅ローンについて、少しでも知識をつけることができていれば幸いです。鳥取県で住宅の購入を検討している方はぜひ記事も参考にしつつ、理想のマイホームのために動き出してみてください。
「住宅ローン以外のことについても悩みがある!」という場合には、住まいの相談窓口に行ってみるというのもおすすめの選択肢となります。さまざまな住まいの相談窓口から自分に合うところを選べば、よりよい家づくりも叶えられるはずですよ。
