鳥取県で土地を探す際にチェックするべきポイントとは?

公開日:2022/07/27  

住みよさで知られる鳥取県ですが、住宅地に向いた土地は意外なほど少ないものです。宅地開発は行われていますが、いずれも大人気、売り出されるや否や完売が続いています。鳥取県での土地探しに必要なことは、ある程度の妥協とスピーディーな行動の2つ。「これだ!」という土地を見つけたなら、購入へとへと即行動を移しましょう。

鳥取県に住居を構えるメリット

県内に長くお住まいの方や、県外からいって鳥取が長い方なら、すでにご存じかもしれませんが、鳥取県は住むのによい場所です。他県にはないメリットを中心に、お話しましょう。

人口密度が低い

ゴミゴミした都会からくると、とくにこのありがたみを感じるといいますね。何しろ日本でもっとも人口が少ない県のため、どこへいっても空いていると感じる方は多いことでしょう。何しろもっとも人口密度が高い米子市ですら、1平方キロメートルあたり1,500人ちょっとなのです。

車の渋滞は大動脈の国道9号線などで起こりはしますが、ほかの地域の渋滞を経験したことがある方なら、取るに足らないことはお分かりでしょう。人が少ない分、自然にあふれたよい場所です。

交通の便が意外とよい

田舎といわれがちな鳥取ですが、公共交通機関が意外と便利です。中でも、くる梨・ループ麒麟獅子・だんだんバスなどコミュニティバスの充実ぶりは特筆もの、土地選びをうまく行えば、日常の生活はマイカーなしでも事足りるかもしれません。

子育ての環境が整っている

県をあげて推進しているのが“子育て王国とっとり”、子どもの医療費や保育料の助成制度が整っているほか、高校の偏差値上位を占めているのは公立校ばかり。

優れた教育環境を求めるために、幼いころから私学に通わせる必要はありません。教育機会における貧富の差が小さいのは、子育て世代にとっては耳寄りなことでしょう。

おいしい名物や観光スポットが豊富

冬はカニ、夏は岩ガキに代表される名物や鳥取砂丘・水木しげる記念館など観光スポットが豊富なのも鳥取の特徴です。遊びにくるのによいのはもちろんのこと、それらと日常的に接できるのは、贅沢なことといえるかもしれません。

鳥取県で土地を探す際にチェックするべきポイント

“人口密度が低い=地価が安い”とは、必ずしもいえないところが鳥取県の残念なところです。都会とは比べようもありませんが、鳥取平野は意外と土地が高いので、土地選びに苦労するかもしれません。

鳥取市周辺は激戦区

住むなら県庁所在地と考えている方には残念かもしれませんが、鳥取市周辺は新築を建てられるような土地が出ることは少ないものです。新興住宅地の開発が進んでいるとはいえ、山がちな鳥取県はもともと住宅地向きの土地が少ないのです。

100点の土地は求めない

土地探しには立地や日当たり、風通し、ご近所の様子など、いくつものチェックポイントがあります。しかし、すべてを満たしているような土地を見つけることは難しいもの。

100点満点の土地はまず見つからないため、ある程度の妥協が必要になります。ご自身が土地に求めているポイントに優先順位を付け、上位のものが満たされているなら、即購入へと行動を移しましょう。

鳥取県で土地を購入するまでの流れ

鳥取市周辺なら城北小学校区や久松小学校区、鳥取南中学校区などが人気エリアなのですが、ここに売り出されている宅地を見つけたなら、即行動に移しましょう。流れは以下の通りです。

買付証明書は即提出

希望の土地が見つかったら不動産買付証明書をいち早く、売主か不動産仲介業者に提出しましょう。記入するのは購入したい土地の住所や頭金の支払日、残金の支払日など。買付証明書に法的な権限はありませんが、土地を購入する意思があることを示すもので、この時点で予算組みだけではなく、住宅ローンの仮審査、頭金の手配が終わらせておく必要があります。

不動産売買契約を結ぶ

買付証明書を提出したら、次は不動産売買契約を結びます。頭金を支払う一方で、住宅ローンは本審査を申し込みましょう。買付証明書の提出から不動産売買契約を結ぶまでにかかる時間は1週間程度です。

残金を支払い、不動産を自分のものに

土地代金から頭金を引いた金額を支払うことで、不動産はご自身の名義になります。売買契約から残金の支払いまでの期間は1か月間ほど。あっという間に過ぎてしまうことでしょう。残金の支払いが遅れるようならば、売主や仲介業者に連絡を。契約違反と受け取られてしまうと、それなりの罰則が課される可能性もあります。

まとめ

最後に見たとおり、土地の購入は迷っているヒマがないほどスピーディーに進みます。つまり時間をかけるべきは希望エリアの選択、ご自身の希望に優先順位を付けておき、それらを満たせるであろうエリアにあたりを付けましょう。

その際の注意点は、すべての希望を満たせる土地はまず売りに出されないこと。ある程度希望が満たされているなら、購入の意志を固めるべきでしょう。そして土地を見つけたら、買付証明書を即提出!となります。

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